元海上保安官、中国船船長とも起訴猶予。

 ついに、あの尖閣事件の中国人船長の処分が決定しました。衝突された巡視船の損傷は航行に支障を生じるものではなく、負傷者がいなかったことなどを起訴猶予の理由に挙げたそうです。あれだけ明白な犯罪行為をしても不起訴ですか・・・。例えば、パトカーに2度程軽くぶつかっても、何の処分も無しにすませれるという事でしょうか?普通はそんな事ないでしょう。やはり、納得できない決定です。
 ビデオを公開した元海上保安官が起訴されなかっただけ、まだマシだったのかな?とも思います。
 これで、漁船とされる船が海保の巡視船に衝突してきた事件と、海上保安官がビデオを公開した事件の捜査は終了という事らしいですが、いずれ”次の事件”が尖閣諸島をめぐって起こるでしょう。6月には、華僑を使って数百隻の船で尖閣に押寄せ、上陸する計画があるそうです。もし、そうなった時、政府はどうするんでしょうか?今のままだと数隻の船で押寄せても、簡単に上陸できてしまいそうです。
 検察の捜査が終わっても、尖閣諸島をめぐる問題は終わってはいません。むしろ、これからが本番だと思います。尖閣諸島が”解放”されてしまうのを見たくはありません。


http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110121/trl11012115520082-n1.htm