内閣不信任案は否決。

 昨日、提出された内閣不信任案は、結局否決されました。それにしても、鳩山恐るべし。今日の朝まで、「不信任案には賛成です!」と言っときながら、午後には「みんなで否決しよう」。その前に、菅と会って”一定のめどがついた段階で辞任する”という約束をとりつけたらしいですが、それも夜にはひっくり返され(というより、鳩山がまた自分の都合が良いように解釈してたんでしょうけど)不快感をしめす。すごい変わり身の早さに呆れてしまいました。これが前まで首相だったとは・・・。今回の不信任案の否決は、鳩山前総理の動きが大きく影響したのではないかと思います。
 菅も別に辞任する気は無いようです。菅自身が”辞任する”とは一言も(少なくとも公の場で)言ってないようです。最初から曖昧な表現を使う事で、民主党内からの批判をかわし、造反の動きを鈍らせ、不信任案を否決する方向にもって行こうとしたのでは?と思ってしまいます。
 今の日本の政治の酷さをまざまざと見せられた思いです。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20110603-00000710-fnn-pol