大滝詠一さんの訃報。

 昨年末の突然の訃報を告げるニュース。あまりにも急で、Twitterで知ったのですが、最初は信じられませんでした。

 大滝詠一の作品を一番聴いていたのは、大学4年生から社会人になった頃でして、CD選書の『A LONG VACATION』から初めて、80年代の作品、そこから70年代の作品、はっぴーえんどへと遡って聞いていきました。30数年の人生の中で一番音楽を聴いていた時期、その中心の一つがナイアガラ関連の作品群でした。

 『ロンバケ』の20周年記念盤などは、発売日にワクワクしながらCDを買いに行きました。レコード・コレクターズ等の雑誌に関連記事やインタビューが掲載されていたら、その号も買って読んでいました。今思えば、音楽を最も楽しんで、そして情熱を注いで聴いていた時期でした。

 ここ数年は、音楽を聴ける時間が減った事もあって、以前程は聞かなくなっていたのですが、訃報を聞いてから久しぶりにCDを聞いています。大滝詠一の作品に出会えた事に感謝しながら。心よりご冥福をお祈りいたします。