小林よしのり「新ゴーマニズム宣言SPECIAL戦争論」

先日古本屋で買った本です。本といってもマンガですが。昔(高校生だか大学生をしてた頃)小林よしのりのマンガを立ち読みして”ドン引き”した記憶があります。はっきり言って恐かったです。ここまで言うかって感じ。今では右にならえですっかり”右翼的な思想”に染まってしまったので何とも思いませんがね。
それでも冷静に考えてみたら、自分の中で、太平洋戦争を肯定的に捉える考えが芽生えたのは中学生の頃でしょうか。たまたま友達に借りた本で、そういった内容のものがあり、それからだと思います。(内容的には、東南アジアの独立を促進したのは、太平洋戦争であると。)冷静に考えれば誰にでも理解できる理屈なんですが、世間一般ではそうでは無いみたいです。60年、70年前の話ですが、知らない事だらけです。日本の朝鮮半島経営が赤字だった事を知ったのもつい最近です。”従軍慰安婦の問題”がでっちあげだった事も。小林よしのりのマンガに登場するような”頭のおかしい教師”には幸い巡り会ったことは無かったのですが、それでも「日本は朝鮮を植民地にして、朝鮮人の名前や言葉を奪った」と”正しくない歴史”を教えていただきました。
小学生の頃から戦争についてはそれなりに知ってました。何故なら、僕の通っていた小学校では修学旅行で広島の平和公園へ行くので、それなりに勉強したからです。原爆の写真とか映画など、授業で見せられました。そんな授業の中で、「日本への原爆投下は実験だった」と先生が言った事が引っかかってました。大学生になって、大学の図書館で読んだ本で、始めから日本に投下する予定であり、ドイツには”人道上問題がある”から使う気は無かった事を知ったのです。
と、振返ってみれば昔からそれなりに戦争の本を読んでたんだな。
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