武田邦彦「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」
環境問題はなぜウソがまかり通るのか (Yosensha Paperbacks)
- 作者: 武田邦彦
- 出版社/メーカー: 洋泉社
- 発売日: 2007/02
- メディア: ペーパーバック
- 購入: 20人 クリック: 583回
- この商品を含むブログ (196件) を見る
↓↓↓
言われてみれば、そうよね。リサイクルするにもエネルギーは使うよね。分別回収されたペットボトルがそのまま何も使わずに、新しい製品に生まれ変わるはずは無いわけだ。僕の勤め先では、神戸市の条例の関係でゴミの分別回収が徹底されるようになったけど、環境破壊の手助けをしてるだけだったんだ。
地球温暖化による海面上昇の原因にしても、実は極地の氷は関係ないという研究結果が出ているのには驚いた。僕は南極の氷が解けて、海の水位が上がると思ってたけど、実は海と陸の膨張率の違いから海面は上昇するらしい。これもなるほど、と思ってしまった。
そしてマスコミの自分達の都合の良い情報しか流さない、もしくは自分達の都合の良いように情報を改ざんするという体質は、なにも”従軍慰安婦”のような特殊な問題だけでは無いのだという事。何を信じたらいいんだろう?テレビ、新聞でもウソや歪曲はまかり通るし、出版されている本もそう。ネットの掲示板やブログ同様、どこまでが本当なんだ?と最初から疑ってかからないといけない?。
ゴミやリサイクル、地球の温暖化だけが環境問題で無いことも、この本を読んで考えさせられた事でした。