小林よしのり「天皇論」
僕は天皇について、小学校、中学校、高校とほとんど教育を受けた記憶がありません。「君が代」も習わなかったし。毎年学年が上がっても音楽の教科書の最後のページに出てくる”謎の歌”状態でした。
以前は天皇、皇室といってら何か特殊(右翼か皇室マニア?)な人々が関心を持っているものとしか思えませんでした。かといって酷くマイナスイメージを持っていたわけでもなく、関心が無かった、そして知識が無かったというのが正直なところです。ここ数年、ネット等でいろいろ情報を収集するようになって、憲法なんて○○くらえ!と思うようになったけど、保守系の人たちが天皇、皇室を守らねば!と言ってても正直ピンと来なかった。なぜなら大切さを理解してないから。知識が無さ過ぎる。”女性天皇”と”女系天皇”の違いを知ってのも、つい最近ですし。
で、小林よしのり氏の「天皇論」の新聞広告を見て、これは良いのでは?と思ったしだい。
読んでみて、ああ、そうなのか、と思う事が多い。「君が代」の詩の意味なんかも、そう解釈するのか、と思いましたし、”天皇制”という言葉からして実は共産党の作った用語だと初めて知りました。さらに天皇について知りたいと思いました。
- 作者: 小林よしのり
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/06/04
- メディア: 単行本
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