普天間問題。

 コペンハーゲンで18日にある国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)首脳級会合にあわせて検討されてきた日米首脳会談が不可能となったそうです。一説にはアメリカ側から断ってきたとのこと。首相があんだけブレブレではね。会談しても、「結論は先送りにします」じゃね。そりゃーオバマ大統領も会ってくれないよ。挙句の果てには関空への移転案まで出る始末。どこまで本気なのやら・・・。
 先日も米国政府から政府間協議の先送りが通告され、閣僚級作業部会も停止してしまった。これほどショッキングな展開は無いと思うのだが。鳩山政権で日米関係がギクシャクするのは容易に予想できた事だとしても、ここまで酷い状態になるとは・・・。外交交渉だから、意見の対立があって当然だとしても鳩山政権のやり方は、子供が大人に意味も無く反抗しているようにしか見えない。というか、政権内で意見がまとまってないので交渉相手を困らせているだけと言うべきかも。これが対等な日米関係?
 選挙の公約で県外移設を言うのであれば、具体的にどこへ移すのかを明確にしていなければならないはずなのに、それさえも無かった時点でアウトだったんだな。日米政府間で合意していた事案なのだから、それを覆すには相手側を納得させれる代替案がなければ不可能なはず。
 来年は日米安保改定50周年になるけれど、日米関係はどうなってしまうのか。そんな日米関係とは裏腹に日中関係は良好?小沢訪中団が無事に旅立っていった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091210-00000135-mai-pol