ぞっとする防衛大臣の暴走?

 昨日の朝、ラジオのニュース(ABCラジオ)で陸上自衛隊の連隊長が「同盟というものは『信頼してくれ』などという言葉だけで維持されるものではない」と発言したことはやっていたけど、防衛大臣がこの連隊長を処分することを検討しているというニュースを見て、正直あきれてしまった。この連隊長がどのような発言をしたのか、全文を見ていないので、ひょっとしたらとんでもない事を言っていたのかもしれないが、ニュースで見るかぎり、ごく当たり前の事を言っただけのように思えるのだが・・・。自衛隊の隊員は何も言うなということか?
 そんな事を考えていたら、夜にはこの連隊長に文章による注意がおこなわれたというニュースを目にした。「幹部自衛官として不適切な発言」だったので文章による注意をしたということです。同盟というものは『信頼してくれ』という言葉だけで維持されていくものだということでしょうか?とてもそうだとは思えません。今回の件に関しては、防衛大臣が過剰反応しているように感じます。それだけ日米関係がまずくなっていて、デリケートな問題となってしまっているという背景もあるのでしょう。こんな状態にしたのは嘘つきで八方美人で決断できない鳩山脱税総理。米オバマ大統領に、年内には決断するから「信頼してくれ」と言っておきながら、裏切ってみせたのは誰もが知るところ。

 で、この北沢という大臣、2月9日の衆院予算委員会にて高市早苗氏の外国人地方参政権付与についての質疑で『地方参政権であっても日本の安全保障への影響は皆無だ』とお考えかという質問に対する答弁で「私は衆院選のときに民団の方々と多く接触する機会があったが、民団の考え方は違ってきている。危険性はないと思う」と答えている。就任そうそうやったのが与那国島への自衛隊配備の取消だった。理由は隣国(中国)への配慮から。どこを向いて政治をしているんだ?青木直人氏のニューズレターチャイナで知ったのだが、北沢氏は地元長野の企業の中国ビジネスの仲介役をしているらしい。こんな人物を防衛大臣をしていて良いんだろうか?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100212-00000030-mai-pol
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100212/plc1002122307020-n1.htm