横須賀に米イージス巡洋艦配備。それに抗議する人達について思う事。

SM−3を搭載した米国のイージス艦が横須賀に配備されたというニュースは見ました。その時、抗議行動をとっている船の映像も流れてました。このご時世、どういった神経してるんだろうと思ってたら、抗議行動をしている人のOhmyNews(左よりの落書き?)に記事が載ってました。
「日本とアメリカ以外の国から見れば、こうした攻撃能力の増強に脅威を感じるだろう。こうした日本とアメリカの動きに対抗して、中国も韓国も、大型の軍艦を次々に建造している。こうした軍拡競争は、あまりにも愚かなことである。強大な軍事力で相手を完全に屈服させようという発想は誤りというほかない。私たちはだから、横須賀基地の増強に反対し続ける。」だそうですが・・・。
もう少し、周りを良く見るべきでしょう。日本の自衛隊北朝鮮のミサイル基地は攻撃できないのですよ。軍拡に積極的なのは中国、韓国の方だと思うのですが。「遠路はるばるご苦労さまです。日本を守って下さいね」と言うべきでしょう。アメリカが日本の基地を縮小し、自衛隊も縮小すれば中国も軍縮へと進むでしょうか?中国の国家戦略からして、それはあり得ない事です。資源の欲しい中国は、東シナ海南シナ海朝鮮半島を狙っています。台湾の問題もあります。なんだかんだ言っても、最後には力=武力にものをいわせるのが現実です。
日本が極端に軍事力強化に乗り出す事は、それこを軍拡競争をまねくだけなので避けなかればなりません。しかし、必要最低限の防衛力を持ってないと支配されてしまう可能性がある。それこそ極東アジアのバランスが崩れてしまう事になるのではないでしょうか。
ですから、相手の出方(軍の装備)を見極めながら防衛力を維持していく事が大切なのです。相手に合わせて軍事力を”増強”するのですから、”軍拡競争”と言われてもしかたないかもしれませんが、こうした駆け引きを長い歴史の中で繰り返してきたのも事実だと思います。これを怠ると、支配されるか過度の軍拡競争を招く事になる。
SM-3がどの程度弾道ミサイルに対して有効かわかりませんが、何も無いよりはましです。このイージス艦の配備は日本の防衛にとって必要な事だと思うのですが。

http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000000333