止める勇気

昨日のF1アメリカGP、日本時間の午前3時から生放送だったのですが、僕は4時半頃目が覚めたので、結果だけでも見ようと、TVを付けたのですが・・・。ミシュランのタイヤに問題があるとのニュースがあったので、まさか大事故でも起きたのでは?と心配しましたが、フォーメーション・ラップだけして皆さんガレージに引き上げてたのを知って、ホッとしました。しかし、異様な光景。たった6台しかレースしてない。スタンドもガラガラ(そりゃ〜そうだ。本来20台で争われるレースが、いきなり6台で始まるんだもの。しかも、フェラーリ以外は弱小チーム。)レースを終えたドライバーも辛かったのでは。
ドライバーの命をまづ第一に考えたのは良しとすべき。お金払って、見に行ってたアメリカのファンの方は、とんでもない目に遭ったと思ってるでしょうが、目の前で大事故が起こるよりはマシ。300キロ以上のスピードでいきなりタイヤがバーストしたらどうなるか。危険と判断して止めるには、勇気がいることです。奇しくも、ほぼ同じ時期にJRの福知山線も運転を再開していますが、JRに危険だと判断できて電車を止めることが出来る運転士が何人いるのか、そして会社がそれを認める体制なのか。同じ過ちを繰り返さない為にも、今後のJRの動向は見守る必要があるでしょう。TVで見るだけのF1と違って、実際に利用する物ですから。
そんでもって、自分にも”そういう判断”ができるのか?できる人間でありたいと思います。