ロンドン同時多発テロ

この手の事件が起こるたびに思うのですが、”怒り”とか”憎しみ”という感情の連鎖を止める術を僕達は見つけられないようです。戦争とかテロとか、”大きな事件”だけではありません。普段の僕達の生活に目を移しても同じことが言えるような気がします。「アイツが嫌い」とか「憎い」という気持ちは誰でも持ちます。その感情の処理の仕方を間違うと、自分や他人を傷つけることになります。喧嘩とか殺人とか自殺とかになる訳です。
これが国レベルになったのが戦争と言えるでしょう。そして僕達は、この争いを続けています。争うことで、人類は進歩していった側面はありますが、失ってしまったものもまた多いのです。”怒り”とか”憎しみ”という感情は負の遺産しか残さない”負の感情”だと思うのです。かなり極論だと思いますが。
しかし、”負の感情”を無くすことは絶対できないのです。この”負の感情”とどう付き合うか。誰もが考えてそして、答えの出せない事でしょう。