尖閣事件、証拠ビデオ流出。

 まさか証拠のビデオが見れるとは。このまま封印されるものかと思っていましたが、まさかのYouTubeへの流出。しかも、国会に提出された6分のショートバージョンではなく、44分のロングバージョン。せっかくなので、全編見させてもらいました。中国の漁船(らしき船)が、意図的に海保の巡視船に突っ込んで行く様子がよく分かります。よくもまあ、あの船長を釈放したもんだ、と改めて怒りがわいてきます。これで不起訴はあり得ないのではないかと思います。
 ビデオが見られた事はよかったと思います。このビデオは公開されて然るべきだと思っていましたから。ただ、流出という形で公開されてしまったのは、はたしてどうなのか?と思ってしまいます。
 つい先日も、公安が持っていたテロリストに関する資料が、ネット上に流されるという事件がありました。今の政権には情報を管理する能力も無いという事でしょうか?民主党政権はすでに、口蹄疫の問題で危機管理能力がまったく無いことが露呈してしまっています。経済政策にしても、まともな対策をしていません。最近やった事といえば、法的根拠の無い事業仕分けと、朝鮮学校の無償化ぐらいでしょうか。
 内外に抱える諸問題については、無策。しかも情報はだだ漏れ状態。政府は統治能力を失いつつあるのではないか?そんな不安を感じてしまいます。

http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010110401001031.html