どうなるんだろう?北朝鮮。

国連の安全保障理事会、相変わらずロシアと中国は、北朝鮮の肩を持つようですね。下手に刺激すると、何をするか判らん国なので、あまり過激なことをしては逆効果だから、というのが理由のようですが。どこぞの新聞だかネットの記事だったかは、忘れましたが、似たような理由から、日本の制裁措置についても反撃をされる事を考えて、慎重にしろみたいなのがありました。なんだか、ゴチャを言ったものが得をする?そんなふうに思えてなりません。
たしかに、もしミサイルを打ち込まれたら、対抗する手段を日本は持ってません。(単独での、軍事的な対抗手段という意味です。)自衛隊の飛行機は、飛んで行けるでしょうが、攻撃は出来ないでしょう。(憲法とかの法の問題もありますが、それ以前に装備の問題として対地攻撃は出来ない。)外交手段を使うにしても、国連でこのざまです。もうアメリカに頼るしかない?もしくは泣寝入り。
戦後、国防に関して真剣に考えてこなかったツケだとも言えると思います。誰も、日本にミサイルを向けはしないと思ってました。でも現実は違います。こちらにその気が無くても、あちらにはある時があるのです。話し合いで解決するのが一番ですが、時としてそれが出来ない場合があります。北朝鮮の問題はそうなのかも知れません。
ロシア、中国、韓国、それぞれに北に肩入れする理由があると思いますが、もっとも大きい理由は、もし北が潰れたらどうなるか?あの国の再建をどうするか、どこが責任を持って面倒を見るかだと思います。陸続きの国には難民が押し寄せるでしょうし。(多分中国はこれが嫌だから、北を支援してると思う)韓国が半島を統一したならば、韓国経済はメチャクチャになる事必至です。(多額の負債を抱えた企業を救済合併するみたいなもんです)もし、あの地域に米軍が展開したら、ロシア、中国にしてみたら、のど元にナイフを突き立てられる事になるのですから、良い気分はしないでしょう。
北朝鮮をとりまく国々の色々な思惑があるから、結局話し合いは上手くはいかなかった。北朝鮮もその微妙な立場を最大限に利用するから、よけいに纏まる話も纏まらなくなる。
結局は、最悪のシナリオですが、戦争になる。そんな気がしてなりません。