ジャック・ニッチェのCD。

Chopin Meets the Eccentric Genius of

ジャック・ニッチェの『Chopin'66』『Dance to the Hits of the Beatles』が届きました。後日、『St Giles Cripplegate』が送られてくる予定。今回は無事にお目当てのモノが手に入りました。『Dance to the Hits of the Beatles』のCDを包むビニールには”Legendary Arranger JACK NITZSCHE”と書かれたシールが貼ってあります。たしかに、彼の場合アレンジャーとしての仕事に一番注目が行くわけですから、こういううたい文句でCDを宣伝するのでしょう。そして、よく見ると、『Chopin'66』のシールは"Chopin Meets the Eccentric Genius of JACK NITZSCHE”でした。それぞれ違う文句になってるんだ。これはうかつでした。てっきり全部同じ文句だと思い込んでおりました。”Eccentric Genius”というのも、彼にはぴったりなのかな。
『Chopin'66』は、ショパンの楽曲をアレンジした作品。あまりクラッシックに詳しくないので、どの楽曲がどうのこうの判らないですけど、落ち着いた感じの作品です。
『Dance to the Hits of the Beatles』は、Lennon-Mccartneynの作品を中心に、自信の楽曲も収録。同世代のライバル?達の曲を見事にアレンジしてます。
この2枚のアルバムを聞いて、ロックもクラッシックもやれるんだと関心したしだい。確かに末期?のフィレスの作品はもろクラッシック的な音ですしね。クラッシックの素養があるから、ああいったアレンジが出来たのかな?どちらの作品も収録時間は30分程度。この時代のアルバムとしては標準的な尺ですが、せっかくCD化で再発なのですから、ボーナス・トラック付いてたらとも思った。最近の再発CDには必ずといってよい程、何らかのボートラが付いているので、それに慣れきっているせいかもしれません。ただ、ボートラ付けたり2in1化する事で、本来作品が持っているバランスが損なわれるのも事実。そこらが難しい所ですな。