日本人拉致問題。

 北京で行われた日朝公式協議で、北朝鮮拉致事件の再調査と日航機「よど号」乗っ取り事件の実行犯引き渡しに協力することを約束してからの一連の動きを見ていて、いよいよ”最悪”な形で解決する動きが始まったのかな?と思ってしまう。
 再調査と赤軍のテロリストを引き渡すよという約束だけでさっそく福田政権は制裁の一部を解除する始末。いいのか?まだ北は何もしてないのと一緒なんだぞ。彼らにしてみたら、約束なんて破るためにあるもんなのに。しかも、その再調査は北朝鮮主導で行われるとの事。http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/north_korea_kidnap/もちろん信用できない!また、「もう拉致された日本人はいません」で逃げるのか。
 ここにきて、拉致問題をどうにかしようと北朝鮮から動いてきたのは、アメリカのテロ支援国指定解除へ向けた動きとも連動しているのだろう。一時、拉致とアメリカのテロ支援国指定解除は別と言ってたヒルも急に拉致の問題を言い出したし。
 アメリカは、北と国交正常化した後の北への支援をどうするかを考えて動いているんだろうな。アメリカも中国も自分のお金は出したくない。日本に出させたいが、拉致問題が未解決の状態では無理。だから、日本が納得する程度に拉致問題を解決するように北朝鮮に働きかけるんだろうな。しかも「相手がいやがる事はしない」福田さんが首相。「今がチャンスだよ」とアドバイスでもしてるんじゃないか?と疑ってしまう。
 で、今後予想される”最悪なシナリオ”だが、北の再調査なるものによって数人の拉致被害者が発見され帰国。これをもって拉致事件は解決。
 こんなふざけた話は無いと信じたいが、福田さんなら実現してしまいそうで恐い。